お身体の水分量を減らさない。

女性の平均水分量は体重の45~50%

最近は体組成がわかる体重計がポピュラーなので、ご自身の筋肉量や骨量を把握されている方も多いと思います。

女性の平均水分量は体重の45~50%です。

30歳を過ぎると筋肉が減ってくるお話を先日もいたしましたが、筋肉の中には水分も含まれているため、筋肉が減ると徐々に水分量も減ってくることになります。

年々ドライアイやドライマウスの症状、肌・髪の乾燥にお悩みの方は増えていらっしゃいます。

お身体に化粧水やクリームを塗る事も大切ですが、お身体の中からの水分補給もとても大切です。

水分を内側から補給することによって、体温の調節、スムーズな老廃物の排出などを促しています。

美容の面からも、表面だけの艶でなく、お身体の中からの張りのある艶に変わってきます。

まずはご自身の水分量を知ることと、定期的にチェックすることがとても重要です。

50代後半から、ほとんどの方の水分量が5~9%程ダウンする方が多いように感じます。(ビバビータデータより)

のどが渇いた…と感じる時はすでに2%水分量が減っていると言われています。

お水を飲む習慣がなくなってくると、のどの渇きにも気付きにくくなるものです。

マメに体重計に乗り、水分量の数字を目で見て確認していきましょう。

今日はあまりお水が飲めなかったな…と感じたら、しっかりリカバリーしていきましょう。

意識してお水を飲む

年齢や生活習慣によって個人差はございますが、1日に1.5Lの水分量は摂りたいところです。

冷えたお水よりは常温かお白湯をおすすめいたします。(腎臓やお身体に不安のある方はお医者様とご相談してください)

一度に飲む量は180ml程度。ゆっくり飲みましょう。一気に飲むとお身体への吸収が悪くなってしまいます。

一番大切なのは朝起きた時のお水です。起き抜けにゆっくりお水を飲むと、のどの渇きに敏感になる良いリズムが生まれると皆さん仰います。また、一番最初に飲むお水は胃腸に優しいお白湯がいいと思います。

朝、お仕事前、お昼、お風呂の前後、寝る前…に180mlずつ飲んでみてください。

ポイントは意識してゆっくり飲むことです。

個人差がありますのであくまでもご自身のペースで水分量アップを目指してくださいね。

お身体の中の細胞内にもたっぷり水分を補って、古い老廃物を排出しましょう。

お身体の中から潤っていきましょう。

ちょうど季節も暖かくなってきましたので水分を摂りやすい季節です。

ぜひ新しい習慣にチャレンジしてくださいね。