ため息の勧め。
ため息をつくと幸せが逃げていく…?
ため息をつくと幸せは逃げるのでしょうか…?
答えはNOです。
それどころかため息は身体にいい事をご存じですか?
時間に追われ何かに集中すると、人は知らないうちに呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと血液中の酸素は少なくなり、脳やお身体のコストパフォーマンスが自然と落ちてしまいます。
集中力が鈍り焦ってイライラしたり、うまく考えがまとまらない原因のひとつになったりもします。

意識してため息をついてみよう。
そんな時こそぜひ「ため息」をついて、一旦緊張を緩めてほしいのです。
肺の中から、溜まった疲れと空気を吐き切るイメージです。
ため息のつき方にルールはありませんが、しっかりと最後まで吐き出しましょう。
「はぁ~!」と軽く声を出すのもよいでしょう。
ため息をついてみると、想像以上に気持ちよく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ため息は副交感神経に働きかけますので、高ぶった緊張を緩ませて血流を良くします。
ストレス・悩み・疲れ・不安感は、知らないうちに私たちの身体を緊張させ、体温も免疫力も低下させます。
ため息をひとつつくだけでもお身体の緊張は緩みます。
血流が良くなり自律神経が整い、血圧も安定するデータがため息にはあるそうです。
まずはご自身の緊張感にいち早く気付き、まめに回避していく習慣を身につけていきましょう。

ため息をついても幸せは決して逃げはしません。
まずお身体の緊張感や疲労感を吐き出す方が最優先だと思います。
とは言え、暗い表情のままため息を何回もつくのは、周囲の方から心配されてしまいますので気をつけてくださいね。
ため息をつく事に慣れてくると、上を向いたままや明るい表情のままできるようになります。
どなたでも思いついたらできるリフレッシュ方法のひとつです。
ぜひお試しくださいね。