カラダを緩める。
目覚めをととのえる。
ベッドから起き上がるのがつらい冬の朝ですね。
”日の出直前”は、1日で一番気温が下がるお時間帯です。
2月の日の出時間は大体6時半くらいですから、一番寒い時間にお目覚めの方も多いと思います。

そしてこの時期、目覚め時の腰や首のギシギシ感(違和感)を悩む方がとても増えます。
原因はさまざまですが、寝姿勢のクセ、筋肉疲労、筋肉の衰え、冷え、お身体の歪みによる【筋肉の緊張による血行不良】が原因です。(痛みの激しい方は病院診療をお勧めしています。)
筋肉の緊張によるギシギシ感の場合は、目が覚めて20分程度で違和感が引く方が多いです。
急に起き上がらずに、まずベッドの中でウォーミングアップをしましょう。
足首を回したり、ゆっくりと片脚ずつ胸に引いたり手でグーパーを繰り返したりします。
血流を良くすることが目的なのでゆっくり行うことがポイントです。
…とは言え、朝のお時間は貴重です。
できれば毎朝お身体の違和感なく、スッキリと目覚めたいものです。
【ゆっくり眠って、スッキリ目覚める】
そのためには、まず何に気を付けたら良いのでしょうか。
温かさを知る。
ビバビータでは筋肉強化と同じくらいに「緩める事」も大切と考えています。
うまくお身体のチカラを抜けないまま、筋肉を強化しようとしても中々効果は出ません。
お身体に歪みがあれば、チカラの抜け方も、固まり方も左右差が生じます。
寝ても疲れが取れない、朝方カラダ中が凝り固まっている時には、チェックしてほしいポイントがあります。
①窮屈に寝ていないか?(ペットやお子様と寝ている場合は動きを制限されることがありますので見直してみましょう)
②決まった寝姿勢でばかり寝ている。
③頭を枕に押し付けていたり、首や肩のチカラが程よく抜けているか?歯はを食いしばっていないか?
ご自身ではリラックスしているつもりでも、お身体は緊張したまま横になっている場合も多いものです。

お身体をリラックスさせるには、体温も非常に重要です。眠る前の体温はやや上げておきましょう。
お風呂に浸かる習慣は、寒いこの季節にこそ身につけたい習慣ですが、ゆっくり浸かる事に慣れていらっしゃらない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、安眠グッズを利用するのもよいですね。
中でも、程良い温度と湿度を保てる湯たんぽはおすすめです。
足元はもちろん、横根になって湯たんぽを抱えるようにしてもかなりリラックスできます。
ベッド内の温度は体温よりやや低い33度ほど、お部屋の湿度は加湿器で50%程度に調整してあげると良いでしょう。
もちろん外側だけでなく、内側から血流をアップさせお身体を温めることも効果があります。
ベッドに入る前の簡単なストレッチやマッサージも、お身体を温め緩めるには最適です。
凝り固まった筋肉をほぐし、血流を良くすることは、身体中の疲労物質を流し、お身体の隅々まで栄養を運ぶことです。
眠りにつく時はお身体をリラックスさせ、余分な力みを取り除き横になることが大切です。
寒い季節だからこそ、快適な朝のお目覚めを大切にしていきましょう。