身体の声を聴く。

冷やす?温める?

朝晩の空気に、秋の到来を実感しています。

カラッと晴れた日中は清々しい気分になりますね。

深呼吸をして、青い空に思いきり伸びをしたくなります。

行動範囲が広がる秋でなくとも、忙しい女性たちは日頃からアクティブに動き回るものです。

そんな毎日の中で、大きなケガでなくとも、何かの拍子に手足を家具にぶつけたり、足首をひねったりと、小さな痛みに襲われることは多々あるのでは…と思います。

そんな時、みなさんはどうされていらっしゃいますか。

「ちょっとぶつけただけだから」「血は出てないから」…とスルーされていませんか。

数日後に、青くなったあざを見て「ああ、あの時ぶつけたよね」と思い出すだけの方が多いように思います。

ぶつけてもそのまま、足首を捻ってもそのまま…。

ぶつけた箇所が、直後に赤くなったり腫れるのは、おカラダからのサインです。

特に足首を捻ったまま放置していると、痛みはいずれ引きますが、足首にはひねり癖が残ることがあります。

「このくらい大丈夫」と軽視せず、ぜひ身体の声に耳を傾けてほしいのです。

手足をぶつけた時も、足首やひざを痛めた時も、アクシデント直後は冷やすことが大切です。

炎症が収まってきたら徐々に温める場合も多いです。

たとえば、青いあざが黄色くなってきたら今度は少しずつ温めて血行循環を良くしていきましょう。

*とは言え、ケガの症状により手当ては違います。出血や大きな腫れを伴う場合は速やかに診療をお受けください。

痛みや腫れのサインを出しているのは紛れもなくご自身のおカラダです。

ぜひともその声に応えてあげてくださいね。

ご自身の身体に無頓着なのはとても悲しい事です。

よくご質問いただくのがぎっくり腰です。

基本、動けるようになったら整形外科で診ていただいてほしいと思います。

(原因がぎっくり腰だけではない時もまれにあるからです。)

ぎっくり腰の場合、基本的に痛み、炎症が引くまでは冷やしてあげましょう。

痛みが引けば今度は温めて血行循環を良くしてください。

そして動けるようになってきたら、今度はストレッチが大切です。

*繰り返して発症する方はお身体の面から、また、日常生活のクセを改善していく事が重要になります。

ご自身の身体に耳を傾けながら、労わる習慣をつけていけるといいですね。

まだまだずっと連れ添っていくおカラダです。

できる限り快適な状態にしておきたいと思うのです。